Momma 『Household Name』レビュー：90年代オルタナの再来！？

2025年1月23日2025年6月14日

ミュージック

2024年、1年を通してめちゃめちゃ聞いたアルバムです。とってもツボってしまったのでいろんな人に聞いて欲しい！

音楽はもともと好きで、邦楽洋楽問わずに聞いています。基本はギターロックといわれるジャンルが好きです。いいなぁ、と思うバンドを紹介していきます。

Thanks @youtubemusic 😘😘 pic.twitter.com/DEYVBBrtcE
— Momma (@momma_band) October 31, 2024

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今回はMommaです。

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Mommaを知ったきっかけ

適当に好みのYouTubeを流してたら流れてきたSpeeding72のMV、あれ？こんなバンドいたっけ？ってなってから虜です。初めて聞いた時は90年代、00年代のバンドだと思うほどサウンドには懐かしさがありました。

調べたら2022年リリースと知りいまの時代にこんな音を鳴らすバンドがいるのだ！と、興奮しました。

バンドの来歴

正直、詳しいことはわかりませんが、メンバーは以下の通りです。

ボーカル、ギター　：エタ
ボーカル、ギター　：アレグラ
ベース　　　　　：アーロンコバヤシ
ドラム　　　　　：ザック

高校生の時結成され、大学卒業の前に現在のレーベルであるPolyvinyl Record Co./Lucky Numberに所属したみたいです。アルバムのクレジットによるとメンバーはエタ、アレグラ、アーロンコバヤシの三人になっていまして、上の写真もその三人みたいですね。

作曲は主にエタとアレグラでやってるみたい。結成メンバーのザックもドラムでクレジットされていますが、今はメンバーではないのでしょうか？ライブやMVでは同じ人がドラム叩いてるので彼がたぶんザックと思います。

アーロン・コバヤシはこのアルバムのプロデューサーなども務めていまして、ライブやMVでよくベースを弾いている人です。

彼女たちがよく好きなバンドであげているのが、Nirvana, Pavement, Smashing Pumpkins, Veruca Salt, and the Breeders’ Kim Dealということで、なるほど！刺さるわけです。個人的にはSmashing Pumpkinsを彷彿とさせるギターの歪んだ音とアルペジオの絡みが大好きです。

Household Nameレビューとサウンドの特徴

サウンドの特徴

なんというか、めちゃめちゃ90年代のアメリカンオルタナ、インディーロックな音です。メロはポップで女性二人のツインボーカルがバンドの個性を強調していると思います。アップルミュージックで聞いていましたがストリーミングで聞いていてもいい音だなと思いレコードを購入したのですが、やはり楽器の音がすごくいいです。

すごく好みの音がしています。ドラム、ベースの低音部隊がしっかりと出てて、そこに絡んでくる歪んだギターの音色（ビックマフ系なファズの音が最高！）が素晴らく良いです。レコードは国内で在庫がほとんどない事と公式のセールもあって公式にて購入しました。余談ですが、せっかくセールしてても送料（約40ドル）が高くて割高になるので一緒にThe get up kidsも買ってしまいました笑

Household Nameレビュー

収録曲は以下12曲

Rip off
Speeding 72
Medicine
Rockstar
Motorbike
Tall Home
Lucky
Brave
Callin Me
Spider
No Stage
No Bite

アルバム全体を通してギターのフレーズが印象的で、キャッチーな曲が多くいいアルバムになっていると思います。3rdアルバムのためかオリジナリティが出ていると思います。この曲は昔のあの曲に似てるな、とかあまり感じなかったですが、彼女たちのフェイバリットバンドのエッセンスが確実に感じられすごくセンスがいいな、と思います。

彼女たちが影響されているかわからないですが、 Sebadoh「Harmacy」時代のゆったりしたルーのメロと共通点あるかなと思いました。